周辺知識

【メリットしかない】ドライブレコーダーの必要性

こんにちはサウスポーです。

この記事は、「ドライブレコーダーを付けた方が良いのはわかるけど、あるとないとで具体的にどう違うの?」「付けるメリットは本当にあるの?」こんなお悩みをお持ちの方向けに書いています。

ドライブレコーダーを付けるメリットをこれでもかと言うほどに話していきたいと思います。

まだ付けていない車のオーナーは明日にでも付けようと思えますし、既に付けている方も改めてドライブレコーダーの大切さを認識できるはずです。

結論

ドライブレコーダーは、絶対に付けてください

ドライブレコーダーを付けるメリットは以下の通りです。

・交通事故の際の過失割合で揉めた際の大きな証拠となる

・保険金請求がスムーズにいく

・自分自身の運転スキルの見直しに役立つ

・盗難防止やイタズラ、当て逃げの犯人を特定できる
(保険料の節約に繋がる)

・旅行の際の綺麗な景色を録画できる

過失割合で揉めた際の大きな証拠になる

交通事故ではお互いの主張が食い違うことは珍しくありません。

ドライブレコーダーは、事故発生時の車両の動きや状況を正確に記録しているため、保険会社や警察などが事故の原因を調査する際に有用な情報となります。

これまで筆者は何百件と事故に携わってきましたが
事故の際、自分の都合の良いように記憶している人が多数です。

事故相手は、
・ウインカーは出してたのか
・一時停止はしたのか
・信号無視をしていないか
・携帯を使用していなかったか
こうしたことを映像から確認することができます。

(自分が悪いこともあります。その際はしっかり反省してください。)

例えば、
【信号のある交差点でお互いに直進の四輪車どうしの事故】
自車は青信号で交差点に侵入
相手は赤信号で交差点に侵入
この条件で接触事故を起こした際は、0:10で相手が悪くなります。

しかし!
これは、相手が赤信号で侵入したことを認めた場合に限りです

相手が青信号で侵入したと言い張れば 5:5 の事故になってしまいます。

そんな馬鹿なと思いますよね。
けど、実際問題そうなのです。

たまたま事故現場に居合わせた第三者が証言してくれたり、どこかの防犯カメラに写り込んでいれば良いですが、相手が赤信号で交差点に侵入してこようと、証拠がなければ警察も保険会社も判断しようがありません。

お相手は、わざと青信号だったと言い張っているのではなく、事故が起きた交差点の更に一つ先の信号を見ていた可能性もあります。

自分を守るためにもドライブレコーダーは大切なのです。

自動車事故の過失割合はどう決まるのか過失割合は誰がどう決めていくのか。過失割合に納得できない場合の手段は何があるのか。どこよりも詳しく説明しています。...

保険金請求がスムーズにいく

これは、先程の「過失割合で揉めた際の大きな証拠になる」と内容は被っていますが、例えば自分の車が止まっていて、交通事故相手が自分の車にぶつかってきた場合は、0:10で相手が悪くなります。

そういった際でもお相手の保険会社へドライブレコーダーを提出すれば、

・こちらは動いておらず過失がないこと

・事故の衝撃の強さがわかるので病院での治療が必要になること

こうしたことが映像を見れば一目でわかるため、お相手の保険会社も修理工場や病院に連絡したり素早く対応しやすくなります。

自分自身の運転の見直しになる

ドライブレコーダーの映像を確認することで、自分の運転の癖や改善点を見つけることができます。

『ここはもっとゆっくり通るべきやったな』

『この時点で確かに歩行者が横断歩道に近づいてきてたな』

自分の運転ミスに気付き反省することで、次回から気をつけようと思えるはずです。

自動車事故というのは必ずしも自分が悪いわけではありませんので、これで全く事故に遭わなくなるかと言えば、そうとは言えませんが、少なくとも事故の確率が大幅に減りますし、交通違反で警察に捕まえられることもなくなるでしょう。

盗難防止やイタズラ、当て逃げの犯人を特定に繋がる

『車を盗まれても、イタズラや当て逃げされても、防犯カメラがあるでしょ。』

そう思われる方にまず言っておきます。

盗難やイタズラ・当て逃げの犯人が見つかる確率はかなり低いです。

盗難車は4台に1台も見つからない

日本損害保険協会が2020年に発表した「第22回 自動車盗難事故実態調査」では、2020年11月の調査では、車両の盗難により保険金が払われた件数が158件であり、その内38件はその後発見されたが、残りの120件は未発見となっていました。

約25%が見つかっていない状況です。

つまり、4台に1台しか見つからないと覚えておきましょう。

当て逃げ犯の見つかる確率は20%以下?

盗難車と違い当て逃げ犯の見つかる確率は、警察でも保険会社でも調査しておらず正確な数字は分かりませんが、一般的には20%などと言われています。

警察によると「当て逃げはひき逃げと違い、ぶつけた側もぶつけた側もすぐには気づかないケースが多いこと、その為いつどこで当てられたか特定できない。また、そもそもそのキズが当て逃げによるものなのか、荷物が当たったのか、ドアパンチをしたのかなどの状況もわからない。」こういった理由から実態が調べようがないからとしています。

皆さんの周りでも過去に当て逃げされた方がいらっしゃるとは思いますが、犯人が見つかった方はいますか?
いたとしても、少ないのではないでしょうか。

保険料の節約に繋がる

ドライブレコーダーを付けるとなぜ保険料の節約になるのか。

盗難やイタズラ・当て逃げの被害に遭い、その犯人が見つからない場合は自分の自動車保険(車両保険)を使うしかないからです

自動車保険は皆さんご存知の通り、保険を使用すると更新後より保険料が上がります。

先ほど述べた通りに、盗難や当て逃げの被害にあった場合、犯人が見つかる確率は低いです。そうすると自分の自動車保険を使用するしかありません。

ですが、車内カメラや駐車監視機能付きのドライブレコーダーの映像を確認することで、誰がこの車を盗んだのか、当て逃げをした車のナンバーは何かなど犯人の特定確率を上げることができます。

犯人が見つかればその人に賠償してもらうことになるので、自分の保険を使用せずに済みます。
結果として、保険料の節約に繋がるということです。

旅行の際の綺麗な景色などの映像を録画できる

これは、おまけ程度と思ってください。
また、筆者以外にこの活用している人はあまり聞いたことがないのですが(笑)

筆者はその季節季節で紅葉や桜を見に行ったり、海岸をドライブするのが一つの趣味です。

そういった時に、一人では運転中はもちろんスマホは触れませんし、人と行くにしても「スマホで景色撮ってくれない?」と頼むのも悪いですよね。

また、桜や紅葉の観光名所は駐車場がありますが、海岸線には駐車場はあまりありません。
それに、桜や紅葉にしても、海岸線にしても降りて歩いて動画を撮るのと、車移動の目線で撮るのでは違いますよね?(わかってくれる人もいるはず…)

そこで活躍するのが、ドライブレコーダーという訳です。

最近のドライブレコーダーは少し前とは違い、200万画素のフルHDが当たり前、中には1200万画素といった、ちょっとした一眼レフ並みのものまで出てきています。

更に言うと、車内カメラ付きのドライブレコーダーでは外の景色だけでなく、友達や恋人・家族との楽しそうな映像も収めることができます。

まとめ

以上のように、ドライブレコーダーは、交通事故の証拠としてだけでなく、運転技術の向上や保険料の削減にもつながり、ドライブでも景色や大切な人との思い出づくりにも使える、非常に有用な装置です。

これが、安ければ5,000円ぐらいから、良いものを買っても60,000円前後です。

めちゃくちゃお得だと思いませんか?

今や付けて当たり前の時代がすぐそこまできています。
ドライブレコーダーを搭載していない方は、ぜひ導入を検討してみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

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